※断るまでもないとは思いますが、
写真の女性は主宰ではありません(笑)
ぱくたそです。商用フリー確認済みです。
(https://www.pakutaso.com/)
おまけに今日のブログは、
インターネットについて…少し本気で議論をした
家族の話。
プログラミングの直接的な内容ではありません。
あしからず。
先週、実家に帰りまして。
(いや、「帰らせて頂きます!」ではない…)
そこで、久しぶりに両親と姉、
みずいらずの時間を過ごしていた時のこと。
ふと、父が私に向かっていうのです。
「なあ、いまどきの人はなんでそんなに…
いっつもスマホを見ているんだ?
歩きスマホとかしてまで、
そんなにずっと見るもんなんか?危ないやろ」
「スマホなんてなくっても、
生きていけるやろうに。
ありゃ、依存症なんやろか?」
「スマホにとらわれて大変そうじゃなぁ」…
読み・書き・そろばん じゃ足りませんよ!
私が子どもの頃には、
そろばん塾が至る所にありました。
私も小学生の頃、それは当たり前のように
習わせに行かされた(汗)ものです。
それが今や…これからの時代を生きていくために
必要なスキルといえば…
やっぱ 検索力 でしょうよ!
もう一度声を大にして言います!検索力です!
ここ数週間の、世界の時勢を例にとっても
検索力の重要性は明らかです。
実は私、ビスケットワークショップを行う傍らで
ライターという複業を10年以上してきました。
特にwebの世界で求められる文章は、
たかが10年の間で劇的に変わりました。
そして、この10数年の間に、
ガジェットの普及があっちゅうまに広がり、
誰もがスマホやタブレットで、
気軽に情報を探せる→情報が流れてくる
そんな時代に変わりました。
知りたい情報を調べる百科事典のような
役割は終わったのです。
それが証拠に、Wikipediaが数年前に終息し、
情報の信ぴょう性を求めるユーザーが
一度は根絶やしにされたWikipediaの検索ランクを
引き上げつつあります。
正しい情報を的確に得る=検索力&考える力
小学校では「調べ学習」と称して
ネット検索して自学ノートにまとめる宿題もあり
(大分市の小学校です→我が子)
インターネットやデジタルツールを活用する動きが、
やっと見えるようになりました。
これも プログラミング教育スタートの影響か?と
思うところがあります。
ただ、調べた情報=すべて正しいとは限らないのです。
これは
大人が一番良く知っているでしょう。
コロナウイルスについても
本当か嘘か、判断がつきにくいような情報が
日ごとに増えていっています。
昨日も
熱いお茶飲ませて殺菌すればいい
26℃前後でウイルスは殺傷する
(じゃ体温でどうにかなるんぢゃね?)
お風呂で体を温めろ
熱湯を飲め(ただしやけどに注意)
布マスクでコロナを防ぐ
などなどなど…
自分が調べようとしなくても、
Googleさんのおかげ(?)で、
まやかし情報が一方的に
どんどんと流れてくるのですから。
※ライターの界隈では
「コロナ記事書けばバズるからおススメ」的
バカッターのけしからんツイッターが
連休中に物議を醸したりしていました。
これが実情ですよ…みなさん。
カネ・あなただけ・イロもの情報は
信用しちゃいけないやつだ!と
情報モラル研修で出会った70代男性の
名言が今でも忘れられません。全くその通り!
何が本当なのか を判断するために
理由(根拠)ある記事を探す術…
これこそ検索力!を
こどもだけでなく、大人も一緒に
高めていかねばならないのです。
まずは、流れてきた情報に踊らされず、
読み・書き力 で検索した文・言葉を吟味して、
検索力 で気になる情報は徹底して調べ、
信ぴょう性を公開元や執筆者から裏付けて
比較して考える!
これが今や 生きる力 だと思います。
私が父に向けて何と答えたか…それは
ガラケーとタブレットで毎日を過ごす父は、
そもそもグイグイと検索する人ではありません。
知りたい情報ですら、検索するのが面倒くさい。
というより、機械を触ってダイアログが出ると
びびって操作を辞めるタイプの人です。
そこで
「●●(この説明が中途半端)っちエラーが出た」
と何度電話がかかってきたことか…。
まあ、よくよくみれば
エラーでもなんでもないんですがね。
問:で、どうしていつもスマホを見るのか?
答:それは新しい情報が流れると通知が来るからです。
誰かがlineでメッセージをくれたり
気になる人がツイートしたり
入力していたスケジュールの時間が近づいたり
ポイントカードにポイントが付与されたり…
そりゃスマホを使えば使うほど、
ご案内やお伺いの情報が手元に集まります。
そのたびブルブルチャリーンと知らされるから、
だから気になってみるのさ。
※ブルった気がする・音が聞こえた気がする
通知はないけどホーム画面を見てしまう
触ってないと不安 などなど
頻繁に画面を見たくなる衝動には、ある種の
依存傾向が含まれるようです。
このような行動や衝動がある方は
少し注意をしたほうがいいかもしれません。
問:スマホを学生が歩きながら見よん、どうなん?
答:それが本だったら、その様子見てどう思う?
THE質問返し(笑)。
学生が歩きながら参考書を読む姿。これには
「ほう、あの子はテストがあるのかな?
頑張っているんだね、気を付けなきゃね」
となるものですが、本がスマホになったら
「歩きながらみらんといけんもんかえ、あぶねぇ」
と目に映るものなんですよね…
見ているのはお勉強動画や
スタディ系アプリかもしれないのに。
これは単に、
ガジェットを使うことへの漠然とした偏見かな。
父に向けて「生きる力」をえらそうに語る
それでも、
タブレットは父にとって、まさかの時の安心、備え。
別に日常で困ってはいないさ。と言います。
そうでしょう…
父がセカンドライフを始める前は、
こんな端末、なかったんですもの。
でも、
震災の時に一番早く警戒情報が流れたのは
役所で配られたごみカレンダーが無くても慌てないのは
整骨院やマッサージの予約が優先されるのは
問い合わせ電話じゃなくて
ネット・アプリなんですよね。
持ってて使えば超便利。
使っていなければ情報が入るすべがない。
→でも発信はしていたよ。と相手に言われる
苦手だ、不要だ、いまさらもう…
と言っていると
生活をしづらくなる状況にまできているんですよ。
…と、愛を以って
父に話をしましたとさ。
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子どもから大人まで、デジタルな「楽しい」を知るきっかけ&場所を提供する『ワークショップ工房』です。大分県内でタブレットを使ったアプリ・プログラミングワークショップを開催しています。 ビジュアルプログラミング言語「ビスケット(viscuit)」を用いたワークは毎回好評を頂いています。オンライン・出張教室も可。イベントや定開催のご希望など、お気軽にお問い合わせ下さい。
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